アナ雪感想文
先日『アナと雪の女王』を家族で見てきました。噂通りの素晴しい映画でとても感動しました。
(ネタバレ注意:まだ見ていない方で、ストーリーを知りたくない方は以下を読み飛ばしてください、すみません!)
映画は良かったのですが、子育て中の親としてはついつい保護者の視点から
余計なことを考えたくなります。
私としては、エルサの魔力が成長とともにだんだん強まってくることに対して、
両親が「誰にも見せないようにお城の扉を閉ざして隠して育てよう」としたことが
問題だったんだろうなーと思いました。
自分の個性を親から全否定されたらどうでしょう。
さらにこの親は、世間体のほうを大事にしたようにも思えます。
これだと普通グレますね。
最終的には、魔力をコントロールできるようになってハッピーエンドになるわけで
すが、最初からOPENにして「魔力は個性だから」と伸び伸びと育ててあげられたら、
エルサは「ありのままの自分」についてそんなに苦しむことも無かったのではないかと思いました。
・・・というわけで、両親のそばにもう少し子育ての悩みを相談できる相手がいたら違う結末に
なったんだろうなと思いつつ、それじゃあ映画にならないし、美しい氷の城もできなかったな.....
ここはあまのじゃくにならずに素直に映画を楽しもう笑、と思った次第でした。
皆さんの周りには、子育てで困ったときに相談できる方はいらっしゃいますか?
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7歳の娘は今猛烈にドラクエにはまっています。
iPhone版1→wii復刻版の2,3→iPhone版の4と順調に進んできています。
エルサの魔法を見て一言「あれはヒャド系の最強呪文よりもっとすごいやつだね」
・・・だいぶドラクエ脳になっている模様です。
第5回 ジャイサルメールと素敵な宿「ホテルトーキョーパレス」
連れて行ってみての結論としては、「極上」でした。子供も大喜びでしたし、親としても圧倒的な遺跡と大自然を体験させられたのが満足でした。
そして、場所自体も素晴らしいのですが、それを加速してくれたのは今回紹介する宿「ホテルトーキョーパレス」のおかげでした。
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なんだか、九段下にありそうなホテルの名前ですが、違います。ジャイサルメールにある、いわゆるバックパッカー宿です。
部屋はバラエティに富んでいて、ドミトリー(150Rs)からちょっと高級(3,000Rs)なバスタブ付きの部屋まであって面白いです。20倍値段が違うって、日本だと無いですね。
子供連れなので今回は3,000Rs(=4,500円)を選択。ロビーでは、沈没っぽい日本人大学生風がだらだらネットをしていて、そういう雰囲気も味わえてよいです。20年前の自分を見ているようで懐かしい。
ロビーの様子
「ホテルトーキョーパレス」の立地とホスピタリティがもう、最高!!でした。
ジャイサルメールの2大観光資源は、12世紀以降この地に拠点を構えてたマハラジャが残した城塞都市遺跡と、砂漠ツアー、いわゆるキャメルサファリ※です。
城塞内の宮殿から町を眺める
■ 立地のよさ
このホテルから宮殿はとても近く、屋上のレストランからも、間近に宮殿が見えてこれまた素晴らしい!本当に近いです。5歳児でも炎天下の中徒歩で歩かせてもギリギリ大丈夫と思える徒歩5分以内。(もちろん帽子と日焼け止め等の上で)
城壁内部は結構こじんまりとしており、子供連れでもゆっくり散策して1日ぐらいで見て回れます。街並みの美しさ、独特の雰囲気が写真で少しでも伝わるといいのですが。
路地とか坂道とか
草野球ならぬ、草クリケットに代打で登場させられる娘。やはりインドなのでその辺の大人が平日の昼間から遊んでいます。
こんな感じで、非日常を堪能できました。気候もぎりぎり過酷すぎず、徒歩で回れる程よい広さ、5歳児の記憶に残ってくれるとうれしいです。
■ ホスピタリティのよさ
だいたい、この地に来る観光客は到着したら城塞都市を見て、その後にキャメルサファリに参加します。キャメルサファリは、各宿が代理店をしていてその品質はピンからキリまであるようです。
※キャメルサファリ:
ラクダで砂漠の真ん中まで行ってキャンプ(1、2泊)する。食事はラクダ使いが作ってくれる。(詳しくは歩き方参照)
ホテルトーキョーパレスが斡旋するキャメルサファリのサービスは、相場からはお値段高めでしたが、とても良くしてもらえました。
ホテルトーキョーパレスのキャメルサファリでよかった点
・ホテルのオーナーが砂漠での調理用食材を見せてくれました。(新鮮そうな野菜を見れて安心できました、特に子連れで食事に気を使ってもらえてよかったです。)
・ホテルのオーナーが自ら車でラクダ使いのところまで案内してくれました。
・ラクダ使いは、流暢に英語が話せる人をアサインしてくれました。
・キャメルサファリ後、全身砂だらけですがホテルに戻って帰りの電車まで部屋を無料で貸してくれました。(シャワーを浴びて昼寝が出来て感動。)
・いろいろ小物を貸してもらえました。(砂漠に行くというのに帽子も持たないで来てしまっただめな私のために、帽子やサングラスを貸してくれました。本来、持参すべきですね。。。子供の準備は抜かりなかったのですが、自分のことが手薄になっていました。)
なんだか日本の素敵な宿に泊まっているようなホスピタリティを味わえました。
・・・そう、ここのオーナーはインド人ですが、実は板橋でインド料理屋の店長もやっている方なのでした。
アドマチック天国で板橋のインド料理屋ボンベイパレスとホテルトーキョーパレスが紹介されたそうです。
もちろん、日本語も流暢。
マネージャーもなんと日本人、スタッフにも常駐じゃないけど日本人の方がいます。
インドの砂漠で日本的な気遣いをしてくれる宿をインドプライスで味わえる。これは、結構貴重だと思います。
5歳児連れでもジャイサルメールを堪能できたのは、間違いなくホテルトーキョーパレスのおかげだと思います。
その他よかった点;
・屋上レストラン
いろいろイレギュラーな相談に乗ってくれました。(子供用のお湯がほしいとか、辛さの調節とか。しかも、眺めが最高です。昼も夜もここで食事しました。)
・プール
砂漠なのにプールとは、これ贅沢!地下水なのでちょっと冷たい。
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さて、次回は5歳児連れのキャメルサファリを紹介します。
ここまで読み進めてくださってありがとうございます。もしよかったらバックナンバーも併せてどうぞ!
第1回 快適なエアインディア
第2回 インドの浅草? オールドデリー
第3回 インドの寝台列車は楽しい 前編
第4回 インドの寝台列車は楽しい 後編
5歳児インド その4 インドの寝台列車は楽しい 後編
※更新速度遅くてすみません、娘が6歳になってしまいましたが、タイトルは旅行時の5歳でいきます。
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今回はインドの1等、2等寝台列車の車中を紹介します。
5歳児連れにとって、インドの電車旅はアリか?という観点では
・1等はまったく問題なし、
・2等は運が悪いと難あり、という結論です。
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往路、デリーからジャイサルメールまでの800kmは1等を利用しました。17時30分〜翌日11時30分までの旅。
①お席
1等は4人で1個室となっています。
うちは3人家族だったので、別の人(47歳の現地人おじさん、空軍の軍人)と一緒でした。
どうしても個室に家族以外が居るのが嫌だったら4人単位で予約してしまうとOKだと思いますが、異文化コミュニケーションの絶好のチャンスでもあります。
装備は、
・エアコンは快適な温度で効きっぱなし。
・窓はサンシールドが掛かっていてなおかつ開かない。
・操作可能な扇風機あり。
・寝台は5歳児と添い寝しても大丈夫な広さ。
・電気のコンセント(もちろんインド型だが)もたくさんあり。
なお、字面で書いてあるものを平成の日本人が脳内変換すると、北斗星号みたいなのを想像してしまうと思いますが、違います。
あちらが平成の乗り物とするなら、同じ装備を昭和30年から使い古したもので再現したのがインドの1等と思ってください。
結構くたびれています。
でも、シーツは糊の利いたパリっとした奴が配られるし、虫などが居そうな感じはまったく無かったです。
②飲食
食事や飲み物はインド人オヤジ(たぶん公式職員)がいろいろと売りに来ますが、子供の口に合いそうなものは来ませんので準備しておいたほうが無難です。1等だからといって「世界の車窓から」みたいな食堂車などありません。
その日に来た売り子(親父)
・晩御飯の弁当 選ぶ余地なし。1種類
・朝ごはんのコロッケパン
・チャイ
・オレンジジュースとミネラルウォーター
チャイ屋が「部活の中学生が持ってそうなタンク」からチャイを注ぐ
道中30箇所ぐらいの駅に停車したのですが、その中で現地人に大人気の揚げ物屋台がある駅があり、電車が止まるとすごい勢いでみんなが下りて並んでました。
われわれも並んで食べましたが、おいしかったです。値段は確か10Rsぐらい(うろ覚え)
たぶん鶏肉。マックナゲットみたいなの。
これは子供も喜んで食べてました。
③トイレ
装備的には2等以下のトイレとまったく同じ形のインド式電車トイレでした。
1等の客しか使わない位置(車両)にあったので、すげえ不衛生ってわけでななかったですが嫁は不満だったみたい。5歳児は文句言わずに使ってました。
④同乗者
売り子が持ってきた駅弁(上の写真)を食べていたら、見るからにハイソな同席のおじさんが
「きみたち、本当にそれ食べるの?僕はお手製のお弁当を持ってきているよ。こういうところの食事は辛すぎて良くないから。」
とか、言ってました。
なに!?インド人はみんなこういう辛いのが好きなんじゃないの?
その後おじさんは我々にお弁当を分けてくれました。
カリフラワーとジャガイモを茹でてカレーで味付けしたような感じの物をチャパティ(≒ナン)に包んで食べる物でした。
おじさんの言うとおり、まったく辛くなく、タニタ食堂のお惣菜って
感じの食べ物でした。
前から聞いてみたかったインド人への質問をぶつけました。
Q:掛け算九九は本当に20×20まで暗記してるの?
A:僕は15×10まで暗記してるよ。学校によって違うみたい。
おおー。
ちょうど九九を公文でやっていた娘に興味深い話を聞かせられて良かったです。
⑤5歳児の娘はどう過ごしたか?
夜は、親の弁当の米を取り分け、持参したプリキュアカレーをかけて食べました。見た目は大人と同じ食事笑。
夜9時ぐらいにパジャマに着替えさせていつもどおり就寝。
朝は6時ぐらいにいつもどおり起床。朝は駅で買った果物と持参したパンなどを食べ、公文の宿題をやり、車窓を見て、読書して、飽きてきた〜となってきた頃に到着。
魔女の宅急便(原作)を読んでいた頃で、全6巻を持参させられました(重い!)
でもおかげで車中ほとんど退屈せずに過ごせました。自炊ipadを検討してましたが、そうすればよかったと後悔。早く日本でも電子ブックが普及すればいいな。
◆1等と2等との違い
帰りは2等に乗りましたが、実はそんなに違わないので、今回まとめて紹介してしまいます。
違いがあるのは上記番号のうち
①お席
④同乗者
のみ。
①席はアタリハズレがあり、今回外れました。
無断転載すみません、10年近く古い写真ですが、2012年の2等も大体これと同じです。
1等には東海道線のボックス席的なもの(4人一組)しかないのですが、2等には日本ではあまり見ない写真のような二人一組の窓際席があります。(写真の右側)
今回、親子3人にこれをあてがわれて、しんどい思いをしました。奇数人で2等を使う場合には、事前に要交渉です。
④同乗者
個室でないため隣近所の客との距離が近いです。
インド人おっさん4人組がトランプで超盛り上がっていて、夜中までこれだったらいやだなーと思っていました。
でも、なんと21時には全員いびきかいて就寝してたので吹きました。かわいい人たち。。。
こいつら、起きてる時ちょっとマナーが悪くて、車中禁煙なのにタバコをすいはじめました。すると、近所の席のインド人紳士がびしっと注意してくれて、すぐにタバコは消されました。いいね。インド人。
そんな感じのほのぼのインド人を観察できて2等もよかったです。
彼らは、もちろん日本の5歳児を見つけると、もれなくいじりにきます。
あと、電車内の携帯マナーというのは日本とはまったく異なり、こっちで超普及しているノキアのいろんなバージョンのnokia tuneを死ぬほど聞かされました。
さて、そんなこんなでジャイサルメールに到着です。
5歳児インド その3 インドの寝台列車は楽しい 前編
インドの夜行列車は、5歳児も移動自体が楽しめていい感じ。
子連れにはかなりおススメです。
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今回の旅行の目的地、ジャイサルメールはデリーから西に800kmほど離れた辺境の地。砂漠の城塞都市遺跡。
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去年、沖縄の民宿で晩御飯の後、宿のおやじに「屋上にゴザを敷いたから子供をつれて行って寝っころがってごらん、すごい星が見えるよ」と言われ見せてもらい感激したのがきっかけで、
「さらに空気がきれいなところで横になって、吸い込まれるような星空を見たい(見せたい)」と思っていました。
そういえば、インドには砂漠があってキャメルサファリという、ラクダ使いがラクダで観光客を砂漠の真ん中までつれて行ってくれて1泊2泊させてくれるサービスがあったな、どこだったっけなーとぐぐって見つけたのがジャイサルメール。
ここなら、すごいのが見られるだろうと思って目指すことにしたのでした。
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移動時間を節約したかったので飛行機で行きたかったのですが、なんとジャイサルメールには商用の空港がありませんでした。
(パキスタンとの国境に近いためか、軍用の空港ならあるようです。)
そこで、仕方なく電車で行くことに。
インドの電車は日本からオンラインで予約が出来ます。
予約サイトは結構わかりやすくて使いやすいです。(国産サービスより断然わかりやすい。)
http://www.cleartrip.com/
などおすすめ。※
10数年前の学生旅行のときもインドの電車に乗りましたが、あのボロッちくてメチャメチャ(10時間とか)遅れる電車をこんなすばらしいサイトで予約できるなんで。。。インドはIT先進国なんだろうけど、ギャップが激しいな、なんて思いながら予約しました。
相変わらずドアは開けっ放しのインドの電車。
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さて、外国人観光客が主に利用するインドの寝台列車には1等車と2等車があります。
学生時代は当然2等利用なわけですが、当時の記憶から5歳児を2等に乗せるべきか悩みました。
◆2等は寝台が硬かったり、勝手に人の席に座ってるインド人が居たりと、あんまり快適でなかったなー
●でも親切なインド人がご飯を分けてくれたりとかコミュニケーションがとれて楽しかったなー
◆多分1等だと個室だからうるさくかまってくれるインド人はいないだろうな
●でも笛売りとか車中でもしつこかったなー、
◆でも、うちの娘だったら素直に喜ぶかもなー
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1等と2等にはそんな感じのトレードオフがあり、結局往路は1等、帰路は2等にしました。
ちなみに料金は日本人の感覚からは、どちらも冗談のように安いです。
(デリージャイサルメール間 17時30分発翌12時着19時間ぐらい乗れて、大人一人1等2,000Rs=3,500円ぐらい、2等1,000Rs=1,500円ぐらい)
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さて、デリージャイサルメール間の電車はデリーの中でもオールドデリー駅から出発します。
ちょうど泊まっていた宿がオールドデリー駅徒歩圏内でした。
電車は17時30分発。余裕を持って16時にチェックアウトしました。
そのとき宿のオヤジが、
「(宿帳に書き込みながら)・・・それで、君たちはこれからジャイサルメールに向かうと。」
と唐突に言い出しました。
予定なんてこのおっさんには伝えてなかったのに、なんで知ってるんだ?
新手のスタンド使いかッとジョジョ立ちして構えましたが、オヤジ曰く
「ここはオールドデリー駅のそば。大体の客のチェックアウトする時間は電車のスケジュールに連動してるからわかるのさ。はっはっはー君たち17時30分のジャイサルメール行き電車にのるんだろう?」
と言うわけでした。なーんだ。
メロンパンナちゃんのリュックを背負う娘@プラットホーム
ゴミ箱はないけど掃除する人はいる 近距離列車はぎゅうぎゅう詰め
さて、次回は車中の様子をお伝えします。これがなかなか快適でした。
※今は、インド携帯のSMSを受信できる環境がないと予約出来なくなっているようですが、2012年2月時点ではその必要はなく日本国内から簡単に予約出来ました。このあたりの制度はコロコロ変わるようなので、とりあえずチャレンジの価値はありますね。どうしてもSMSが必要で先に進めない場合は、現地の旅行代理店にお願いして手数料を払って予約してもらうことができます。歩き方に広告を出している現地の代理店、シゲタトラベルにお願いすると手数料は一人あたり200Rs300円。任せたほうが早いかも。
30過ぎて公認会計士になろうという方へ
32歳からはじめた公認会計士になるための勉強ですが、実はおかげさまで、先日無事修了しました。37歳になった2012年夏には看板を掲げられるようになります。
三十路から公認会計士になろうと考える人にとって私の体験は数少ないサンプルだと思うので、役立ちそうな情報を書いておきます。
まー、会計士なったところで足の裏の米粒みたいなもんなんですけどねー。資格を生かすも殺すも本人しだい、私も生かせるようこれから経営者として精進しなくては。。。
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公認会計士になるためには、
①公認会計士試験に合格する
②金融庁が認める実務経験を2年積む
③(①)に合格後、補習所に通って単位を取得する。
④(①、②、③がそろったら)最後の試験「修了考査」の受験資格が発生するので、受けて合格する。
というプロセスが必要です。(2012年現在)
それぞれについてノウハウを共有します。
①公認会計士試験に合格する
これについては、別の場所で30過ぎの会社員らしいスタイルでの合格方法を書いたものがあるので、そちらを参考にしてください。
http://startpage-cpa.com/gokakutaikenki/2010/06.htm
一言でいうと、気合も大事ですがそれだけではたりません、という内容です。
②金融庁が認める実務経験を2年積む
最近、要件が緩和されてざっくり書くと、
「上場会社かその子会社等で財務に関する監査、分析その他の実務に従事」したことを勤務先に証明してもらえばよいということになりました。(もちろん監査業務以外で実務要件を満たすなら、という話です。監査法人勤務ならほぼ何の苦労もなく認められます。その他、国の機関でもいいらしいですが、細かいことは金融庁サイトを確認してください。)
私は結構この要件は緩いな、と感じています。もちろん上場会社もしくは上場子会社に入っていなければいけませんが、その点をクリアしていれば、あとは上にも書いた「財務に関する監査、分析その他の実務に従事」してさえいればいいのです。
・・・何年か会社勤めしていて、財務に一切タッチしていない人なんていませんよね。経理部で財務諸表を作っていなくても、その財務諸表につながる売上とか費用とかの月次分析とかなんて営業とか研究開発をしていても多少はやりますよね。そのあたりをきちんと表現すれば金融庁に認められるのです。
(金融庁が認めたケース一覧を公表しています。その中のひとつは私の例と思われます。どれかは秘密ですw)
http://www.fsa.go.jp/ordinary/kouninkaikeisi/01.xls
なんでこんなことを書いているかというと、周りの高齢(30代〜の)合格者の何人かが、金融庁に認めてもらうための書類を出す前から、上場会社等に勤めているという要件を満たしているにもかかわらず、財務業務に従事していなかったから、という理由で登録をあきらめているのを知ったからです。
たしかに、勤務先(場合によってはすでに退職してたりする場所でしょう。)から書類を作ってもらったり、金融庁と交渉したり(出しても、細かく加筆修正指示を出してくれます。事前にどんな書類ならOKなのか相談することもできます。)するのは結構骨が折れますが、やってみるとたいしたことはありませんでしたので、心当たりの方は、ぜひ取り組んでみてください。私もご連絡いただければできる範囲でアドバイスします。
③補習所に通って単位を取得する。
結構しんどいですが、やる気があれば大丈夫なレベルです。
合格前に実務経験があって金融庁に認められた場合は全過程を1年か2年(好きに選べる)で卒業することができます。
認められない場合は、3年かけて実務経験を積みつつ、単位を積み重ねます。
内容
授業への出席、テスト(10回)、論文提出(6回)、ディスカッションが課されます。(2010年期はこんな感じでした。)
テスト、論文、ディスカッションはサボらなければ大丈夫なレベルです。
授業は平日クラスに所属すると18時30分頃開始のコマがあったりしますが、最近はちゃんと土曜日クラスも用意されていて、土曜日がつぶれるという悲しい事実はありますが少々我慢すれば終わります。(とはいっても9時から18時とかふざけた長時間授業になります。途中休憩はあります。)
さらに、大半の授業はe-ラーニング化されていて自宅で受けられますので、仕事のせいで通うのが大変ということは今は無いです。
④修了考査に合格する。
例年、合格率は70%なので平均点を取れれば余裕でOKです。
具体的な対策として私は以下に取り組んで、試験で余裕感を感じました。
計算科目(財務実務と税務実務)は大原かTACの問題集をやりこむ。(答練はやらない。網羅的な感じがしないから。)
それ以外の科目は、大原とTACの両方の答練をやりこむ。(計算科目も計算じゃない部分は目を通す)
10日間のフルに使える日と1ヶ月間ぐらいの通勤時間があれば十分と思います。
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さー楽勝なので、あなたもレッツトライ(棒
・・・振り返ると、すんごいしんどかったです。必修科目の授業があって、子供のピアノの発表会を見に行けないとか、高熱のなか試験を受けに行ったりとか。
家族や会社などのサポートがあったからこそ実現できたんだなーと思います。この場を借りて皆さんにお礼を。ありがとうございました。
(会計士試験対策 完)
5歳児インド その2: インドの浅草? オールドデリー
(一つ前のエントリーからの続きです。一つ前も併せてどうぞ)
今回のインド最初の滞在先としてデリーの中で、オールドデリー地区を選びました。
結論をいうと、運がよかったのでオールドデリーを楽しめましたが、小さな子連れの場合は、オールドデリーは避けたほうが無難かな…と感じました。
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私の学生時代の旅行はどちらかというと観光地を回らず、安宿に沈殿するダメタイプでした。
なので学生時代に、デリーには1週間以上滞在していたにもかかわらず、オールドデリーの世界遺産、ラールキラーには行ってません。(例えるなら、10日間も鎌倉に滞在したけど大仏を見ないで帰ってきた感じ)
よって、今回のデリーでの滞在先は私の落としてきた必修科目を補うためにオールドデリーのラールキラー城下町(チャンドニーチョーク)にしました。
アゴダで1,900円/一部屋朝食付き3人分也
なお、地球の歩き方には
「オールドデリーはデリーの下町、庶民の町、浅草みたいな感じ」
と書いてありまして、「浅草なら、まー5歳児も大丈夫なんじゃない?」と気楽に考えていました。
しかし、
空港を出て、メトロを降りたまでは良かったのですが、そこには浅草は
ありませんでしたorz
結構こきたない街並み。
廃棄ガスで空気は汚く、子供はハンカチを口に押さえていないと咳き込んでしまう。
とくにオートリクシャーではしんどい。肺の弱い子供ならあっという間に気管支炎になりそうな感じ。
空にはカラスと砂埃と買い物用ビニール等が舞いこの世の終わりのような場所。
路上で玉ねぎを刻むローカル食堂。(当然ゴミは散らかしっぱなし)
ホテルは看板は大きくて迷うことはなかったですが、とんでもない路地裏にあって、子供もびっくり。
ホテルの対応や朝食は結構良くて、その点は良かったです。
素敵な朝食 プリーが山盛りで笑った。
ホテルは、ラールキラーまでの距離で選んだので、確かに近かったですが、信号は当然機能していなくて、牛や牛の糞や汚水やゴミや謎の陥没だらけの道路で子供を歩かせるにはちょっと危険な感じ。結局道中5割ぐらいは抱っこして連れて歩きました。
結果として、何もトラブルは起きず、ラールキラー観光や町の散策ができたので、
良かったのですが、子供が無事に過ごせたのは運がよかったからと感じています。
ベジタリアン用のファーストフード
個人的にはホテルも街並みもインドらしさ満開で大満足でしたが、本当に子供が病気や怪我をしなくてよかった。。。
なお、ニューデリーのメインバザールにも10数年ぶりにいきました。(オールドでリーから地下鉄で数駅の距離)
私の感覚では、メインバザールなら子連れもありかなー(こちらはカオサン化が進んでおり、幼児をつれての旅行もまあ大丈夫なのではないかな)と思いました。
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さて、いよいよ次はデリーから18時間電車に乗り、砂漠の城塞都市「ジャイサルメール」に向かいます。
5歳児とジャイサルメール(インド)1。快適なエアインディア
2012年3月下旬に5歳娘を連れてインドに行ってきました。
娘が大人になったころには、勤め先の本社が上海とかバンガロールにあってもおかしくないな、と思える今日この頃。
今のうちに世界になじませておこうという「大義名分」で私の趣味に家族を巻き込みました。
私にとって渡印は12年ぶり3回目。
子供連れインドの貴重なサンプルだと思うので、
何回かに分けて紹介していきます。
結論としては、アリです。おすすめです。
①エアーインディアが快適?
何となくやる気を感じるロゴに変わったエアインディア
今回は、時間が無い大人の旅行だったので、インドまでの足はバンコク経由の安い奴でなくて、直行便を選びました。
休み期間を最大限活かせるフライトがあったのは、なんとエアインディア1択・・・
相当不安に感じながら予約。
10数年前のバックパッカーにとっては、エアインディア≒ディレイ常習犯
私の感覚で、だいたい3割はとんでもない(10時間近い)ディレイでした。
当時は学生で時間だけは売るほどあったので、ホテルをとってもらったり、食事券をもらったりして、むしろよかったのですが。
今回、翌日から通常勤務な私が選ぶのにはだいぶ勇気がいりましたが、予想を大きく裏切り?は往復ともに定刻通り。(2012年3月)(厳密には、帰りは到着時間が定刻の1時間前、何それ)
仕事でよくインドと日本を行き来する日本人に聞いたところ、
「最近は、遅れるときはうんと遅れる場合もあるが、たいていあまり遅れない」
とのこと。
定性的な情報ですまんですが、時間を守る点については、10年前より大分進歩している模様。
その他、良かった点
★チャイルドミール(子供向け機内食)が充実!
これまで子供を乗せた他の各社(中国、日本、タイの会社)の子供食はたいてい、スニッカーズとコロンとキットカットと菓子パンとフライドポテトに、ハッピーセットっぽいおもちゃ(著しい劣化版)という感じの名付けて、「菓子でも食わせて黙らせておけメニュー」だったのですが。。。
エアインディアは、肉ありサラダあり、お菓子少なめ、おもちゃはなんと童話本!
一番まともです!
どうせ、あんまり子供のことなんか考えてない辛くて食べられないカレーメニューが出てくるだろうと思って、パン等日本から準備していったのですがまったく不要でした。素晴らしい!
★スタッフがやさしい(これは前からそうだっだかも知れません。)
どうせエアインディアだから遅れるだろうと、ゆっくり目に行ったら、定刻通りのスケジュール。(前述)ほとんど最後の搭乗手続者になってしまい、親子三人の座席が2人と1人に分かれる羽目にorz
しかし機内でスタッフが、何も頼む前から隣の方と積極的に交渉してくれていて、3人で並んで座れました!皆さんありがとう!!
★内装や備品がいい感じ
以前だと、いろいろとボロっちい感じがしていたのですが、ブランケット、枕、座席の装備、ヘッドフォン等など、内装はタイ航空と差が無いぐらい良い感じでした。
★アンケート
何より驚いたのが、お客様のお声を聞かせてください、とアンケートをやっていたところ。飛べばなんでもいい、という時代はどうやら終わり、日本人も納得の快適さを提供する航空会社に変わったようです。
というわけで、エアーインディアを試してみてよかったです。
続く。