5歳児インド その2: インドの浅草? オールドデリー

(一つ前のエントリーからの続きです。一つ前も併せてどうぞ)


今回のインド最初の滞在先としてデリーの中で、オールドデリー地区を選びました。

結論をいうと、運がよかったのでオールドデリーを楽しめましたが、小さな子連れの場合は、オールドデリーは避けたほうが無難かな…と感じました。

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私の学生時代の旅行はどちらかというと観光地を回らず、安宿に沈殿するダメタイプでした。

なので学生時代に、デリーには1週間以上滞在していたにもかかわらず、オールドデリー世界遺産、ラールキラーには行ってません。(例えるなら、10日間も鎌倉に滞在したけど大仏を見ないで帰ってきた感じ)


よって、今回のデリーでの滞在先は私の落としてきた必修科目を補うためにオールドデリーのラールキラー城下町(チャンドニーチョーク)にしました。
アゴダで1,900円/一部屋朝食付き3人分也

なお、地球の歩き方には
オールドデリーはデリーの下町、庶民の町、浅草みたいな感じ」
と書いてありまして、「浅草なら、まー5歳児も大丈夫なんじゃない?」と気楽に考えていました。

しかし、
空港を出て、メトロを降りたまでは良かったのですが、そこには浅草は
ありませんでしたorz


結構こきたない街並み。

廃棄ガスで空気は汚く、子供はハンカチを口に押さえていないと咳き込んでしまう。
とくにオートリクシャーではしんどい。肺の弱い子供ならあっという間に気管支炎になりそうな感じ。
空にはカラスと砂埃と買い物用ビニール等が舞いこの世の終わりのような場所。

路上で玉ねぎを刻むローカル食堂。(当然ゴミは散らかしっぱなし)


でもまあ町は、人でにぎわう。

ホテルは看板は大きくて迷うことはなかったですが、とんでもない路地裏にあって、子供もびっくり。

ホテルの対応や朝食は結構良くて、その点は良かったです。
素敵な朝食 プリーが山盛りで笑った。


ホテルは、ラールキラーまでの距離で選んだので、確かに近かったですが、信号は当然機能していなくて、牛や牛の糞や汚水やゴミや謎の陥没だらけの道路で子供を歩かせるにはちょっと危険な感じ。結局道中5割ぐらいは抱っこして連れて歩きました。

結果として、何もトラブルは起きず、ラールキラー観光や町の散策ができたので、
良かったのですが、子供が無事に過ごせたのは運がよかったからと感じています。


ラールキラー観光

ベジタリアン用のファーストフード


個人的にはホテルも街並みもインドらしさ満開で大満足でしたが、本当に子供が病気や怪我をしなくてよかった。。。

なお、ニューデリーのメインバザールにも10数年ぶりにいきました。(オールドでリーから地下鉄で数駅の距離)
私の感覚では、メインバザールなら子連れもありかなー(こちらはカオサン化が進んでおり、幼児をつれての旅行もまあ大丈夫なのではないかな)と思いました。



さて、いよいよ次はデリーから18時間電車に乗り、砂漠の城塞都市「ジャイサルメール」に向かいます。